親知らず | とろとろ日記

親知らず

今月は歯の苦しみから始まり、歯の苦しみに終わろうとしています。

口の奥が痛いなあ、歯肉炎かしら、なんて思っていると

右耳が痛くなり、右の喉が痛くなり耳から首にかけて腫れてきた。


これはアカン。。。

と思いまずは歯科に予約をし、直らなければ耳鼻科にいこうと決意した。

歯科の予約が取れたのは痛み出してからちょうど1週間たった月曜であった。


痛みを説明すると、以前レントゲンを撮っていたこともあり

親知らずであることが判明した。

言われてみれば6年前に抜いたときと似ていた。

しかし、それは横に生えていることも同じだった。


前回は骨を削り、歯を割って抜いた。

腕のいい歯科医でたった10分の処置だったが、骨を削ったせいで

腫れる腫れる腫れる。

腫れた顔のまま、花嫁衣裳を決めた苦い思い出がある。

それでもあまり痛くなかったので、ご飯は美味しかった。


抜くなら腕のいい歯科医にお願いしたいところだが

以前の職場近くにあった歯科いくには2時間あまりかかる。

無念だ、切開すると何日か消毒に通わねばならない。

痛いところ往復4時間かける勇気はないので

仕方がないが諦めて親知らずを抜いて貰うことにした。


その日のうちに



私は即断したことを後悔した。

1週間たった今も変わらない。


骨は削らないを信条にしているらしい先生は、1時間を悠々かけて

麻酔も3種類を2度繰り返しながら抜いてくれた。

骨は削らなかったが歯は削ってくれた。


骨を削らなければ腫れないとノタマッタ先生だったが

私の右頬は腫れにはれた。


抜いて一日半食事が出来ず、

週の半分は消毒にも通ったが

1週間、痛み止めを飲み続け、

今も右頬は黄色く血液がたまり、歯肉はどす黒く変色している。


もう、親知らずよ生えないでくれたまえ。


もう一度この歯医者で切開してもらう勇気はない。